2018年8月1日水曜日

DCCプログラマーいろいろ。

DCCを導入すると、必ずデコーダーを設定を変える必要が出て来ます。一番変えるのがアドレスでしょう。これは専用のプログラマーは必要なく、コマンドステーションがあれば出来ます。

しかし、サウンドデコーダーを使いだすと、サウンド音源更新等で、データーを書き換える場合が出て来ます。書き換えるには、大抵の場合、デコーダーメーカーが発売している専用プログラマーが必要になってきます。

私が持っている物だけですが、紹介したいと思います。

ESU
ESUのLokProgrammerです。私が所有している物は古いタイプで、現在発売されている製品とは筐体の色が違いますが、中身は同じものです。PCとUSBシリアル変換ケーブルで接続します。ソフトも最新の物が問題なく使えます。

ESUのサウンドデコーダーの音源書き換え、デコーダーのファームウェアの書き換えにも使います。最新のファームウェアでないと音源が書き込めない場合があります。

ZIMO
ZIMOのプログラマー、MXULFAです。便利なのは、サウンドデーター書き換え、ファームウェアアップデートをする際、USBメモリーを接続し、メモリー内のデーターを使用して、単体で書き換えが可能です。もちろんPCに接続しての使用も可能です。

対応のデコーダーなら、ZIMOから発売されているデコーダーテスターと専用ケーブルで接続すれば、サウンド音源データーを高速で書き込み可能です。

ZIMOのデコーダーは、ROCOのZ21(黒い箱。)でもサウンドやファームウェアアップデートが可能です。

Digitrax
Digitraxのプログラマー、PR3です。最近、新型のPR4が発売になり、旧タイプになりました。プログラマーだけではなく、PCとコマンドステーションとのUSBアダプターも兼ねています。Digitrax各種機器のファームウェアアップデートもこれを使用して行います。

このプログラマーと同等機器を内蔵したコマンドステーションDCS240も発売されています。

残念ながら、Digitraxのサウンドデコーダーは持っていませんので、プログラマーとしての機能は使ったことがありません。

Digitools
以前、Digitools DigiSound3.1 Sound Decoder.でご紹介した、ハンガリー製サウンドデコーダーのプログラマーです。

PCとはUSBケーブルで接続します。

残念ながら、日本語Windowsではソフトが文字化けを起こして使い辛く、まだこれを使用したとこがありません。いつか使う日が来るでしょう。

Desktop Station
 
Desktop StationDSblueboxです。CV値のみの書き換え用ですが、CV値の変更ならコマンドステーション不要で、この1台で書き換え可能で大変便利です。よく書き換える、アドレスや、CV29も簡単に書き換え可能です。

2018年8月に在庫限りで販売終了とのインフォメーションがあり、残念です。後継機種に期待です。

持っているプログラマーをご紹介しましたが、私も全部の機能を把握出来ていません。書き換え程度しか出来ないので、質問されてもお答えできない場合があります。ご容赦下さい。

サウンドデコーダーの数だけ、プログラマーが発売されているのでしょうね。

3 件のコメント:

  1. まさに鬼に金棒、どんなデコーダにも耐えられる機種たちですね!
    私もZIMOは書き換えたい事が何度かあって購入も考えたんですがそこそこするのでZ21(黒)をそのうち買おうかななんて思っています。
    ESUとは違ったサウンドライブラリーが存在するので良いですよね。

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    1. Nardiさん、こんにちは。

      ZIMOのプログラマーは凄いです。

      Z21黒箱でデコーダーの書き換えに失敗して、デコーダーを一つ壊してしまいました。ソフト的にダメになったのですが、ZIMOのプログラマーを導入した際に、ダメ元で最新ファームウェアを書き込みしてみた所、Z21ではエラーで書き込み出来なかったのに、ファームウェアの上書きに成功して、デコーダー復活しました。

      友人も同様な事例になったのでやってみた所、こちらも無事に復活。

      買って良かったと思いました。

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