2018年8月23日木曜日

HOユニトラックポイントに、ワンコインポイントデコーダーを搭載。

私の所では、KATO HOユニトラックレールで運転しています。

DCCで運転しているのに、ポイントの切替にスイッチ切替では、せっかくDCCを入れたのに勿体無い。

KATOユニトラックポイントは、Digitraxから道床内部に組み込めるポイントデコーダーが発売されていますが、結構いいお値段するので、今回からNucky One Coin Decoder4を使ってみることにしました。内蔵するプログラムをポイント用に書き換えるだけで、ポイントデコーダーになります。

デコーダーは、道床内部に収まります。
お値段も1個あたり約500円と、お財布にも優しいです。

製作の方法などは、Nucky One Coin DecoderのHPを参照して下さい。

組込みは簡単です。デコーダー入力をレールにつなぎ、出力をポイントマシンにつなぐだけです。KATO HOユニトラック 6番電動ポイントは、選択式と非選択式が選べますが、DCC制御なので、非選択式にしておきます。

本当は、デコーダーを絶縁チューブ等で絶縁する方が良いのですが、ポイントの裏ブタが閉まらないので、カプトンテープで絶縁しています。

これで組込み自体は終わりですが、デフォルト設定でポイントは動作しませんでした。

画像は、HOユニトラック電動6番ポイントのポイントマシン部分です。コイルが電磁石となって、マシンの両側にある磁石を引き付けてポイントが転換するのですが、電磁石と磁石の間隔が意外に広くて、デフォルト設定では動きません。
約7mmの間隔があります。
最初は、電磁石に電気を流す時間が短いのかと思い、出力動作時間CV3を長くしていきましたが、ポイントは転換しません。

ポイントマシンに流す電流出力を増やさないとダメみたいなので、CV3をデフォルト設定に戻し、出力電力の調整CV値 CV6を10ずつ増やしていき、CV6=215で安定して動くようになりました。

実は最初CV6=255の最高値で動かしていましたが、急に動かなくなったので、開けてデコーダーを触ってみると、触れない位に熱くなっていました。CV6の調整は動くギリギリの値で設定して、連続動作は避けた方が良いと思います。

ワンコインデコーダーのおかけで、安価にポイントをDCC化することが出来ました。

2 件のコメント:

  1. 以前はCV6=255でしたが、一部のポイントで壊れたというクレームが多く発生したことがあったので、このようになっていると思います。
    ロクハンのポイントも低めにしないと加熱して壊れるリスクが上がります。

    なお、線路電圧に比例するので、もし線路電圧を上げる場合は、それに応じてCV6を下げないと行けません。

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    1. buin2gonさん、こんばんは。

      線路電圧に比例しますか。運転会等で別の環境に持って行った時は要注意ですね。電圧が低くて動かないのはマシですが、逆は怖いですね。教えて頂き、ありがとうございます。

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