2022年10月24日月曜日

第二級陸上特殊無線技士を取得しました。

第二級陸上特殊無線技士を取得しました。

無線従事者免許証(黒塗り多くてすいません。)

難しい名前が付いていますが、タクシー、バス、鉄道などの基地局の無線設備の操作に必要な免許です。産業用ドローンにも場合によっては必要になる資格です。

詳しい操作範囲は検索して頂くとして、免許の取得方法は、

*国家試験に合格する。

*養成課程講習会を受講し、修了試験に合格するが、主な取得方法です。

養成課程講習会は費用と時間が掛かるので、私は国家試験に挑戦することにしました。

国家試験も様変わりして、最近までは大学や専門学校の教室で受験するスタイルでしたが、第一級資格以外はCBT方式というパソコンの画面で解答していく方式に変わっていました。試験も受託されている試験会場で、ほぼ毎日受験でき、好きな時間に受験することが出来ます。

試験の申し込みは、公益財団法人 日本無線協会のホームページをご覧下さい。

試験は法規12問、無線工学12問で、の二科目を受けて、両方で合格点を取らないといけません。配点は1問5点。法規、工学ともに60点満点で、合格点は法規、無線工学各40点以上。各4問しか落とせません。

さて、本番の試験ですが、居住地近辺の試験場で便利なのが大阪梅田にありましたので、そちらで受験しました。

会場に入り、受付を済ますと、手荷物、ポケットの中身、腕時計などの所持品は備え付けのロッカーに収納します。会場には何も持ち込めません。長袖シャツを着ていて暑いので腕まくりしていましたが、袖まで検査されました。不正行為にはかなり厳重です。

試験問題に計算問題があるので、ペンとメモ用紙は貸与されます。これは試験後回収されます。

試験パソコンの番号とログインIDなどが書かれた用紙を手渡され、指定のパソコンに座り、パソコンにログインしたら試験開始です。周りは他の国家試験を受験している方々いるので気を使います。

試験時間は60分。

試験は4者択一で、正解と思う回答をクリックしていきます。もちろん後で見直し、訂正も出来ますので安心して回答していきます。

自信があれば試験終了をクリックして、ログアウトすれば試験終了です。いつでも退席可能です。

ログインに使った用紙と、貸与された筆記具を返却すると、簡易な試験結果が渡されます。


総合スコアに無線工学、法規の正解数の合計点が記載されています。例えば80点と書いてあっても、法規40点、工学40点の合計80点であれば合格ですが、法規45点、工学35点の80点は不合格なので、これだけでは合格かどうか判断できません。

合否は、約二週間後に試験申し込みの際に登録したメールアドレスに送られてきます。結果通知メールに書かれているリンクにアクセスすると、合否通知がダウンロード出来ます。
無事に合格です。

無線従事者免許証を取得しないと資格持ちにはなれないので、お住まいの住所を所管する総務省の地方総合通信局(私は近畿)に免許発給の申請をします。

用紙は総務省のホームページからダウンロードして印刷、記入、所定の書類を添付、収入印紙で手数料を支払って、郵送を希望であれば返信切手を貼った返信用封筒を同封して送付します。

約一ヶ月程で免許が発給されます。

私はアマチュア無線技士三級を所持しているので、楽勝かと思いましたが、アマチュアにはない内容も出題されますので、過去問をみっちり一ヶ月ほど勉強しました。

次の目標は、アマチュア無線技士二級です。