2019年1月30日水曜日

KATO 1-425 クモハ12 鶴見線にサウンドデコーダーを搭載。

何時も拝見させて頂いているブログ「電機屋の毎日」2019年1月21日の記事は心を掴まれる物でした。釣掛け電車が綺麗なサウンドを出して走る模型の動画です。

しかもサウンドデーターは公開されていて、利用規約を遵守すればダウンロードして利用出来ます。

幸いにもKATOから国鉄の旧型国電が製品化されていて、日本型にあまり関心のない私も、サウンドデーターがあるのならと、欲しくなりました。

車両は量販店でもまだ在庫はあるようで、サウンドデコーダーも手持ちがありましたので、早速サウンドデコーダーを搭載しました。私はクモハ12鶴見線をチョイスしました。

必要な物。
  • KATO HO #1-425 クモハ12 鶴見線
  • ESU #54400 LokSound V4.0 サウンドデコーダー 8Pタイプ(NEM652)
  • ESU LokProgrammer
  • リード線
サウンドデーターはこちらのアドレスにあります。利用規約をよく読んで利用してください。
https://desktopstation.net/sounds/

サウンドデーターはESU社のサウンドデコーダー専用です。

今回はお気軽にデコーダーとスピーカーは車内に積みます。私は見えていてもあまり気になりません。

まず車体を分解します。分解はウェイトを外す所まででOKです。KATOはネジと爪で止まっているので、簡単に分解できます。

KATOはDCCソケットを積んでいますが、DCCに関する配線は動力部のみ。前照灯などは基板にパターンは有りますが、DCC化するには自力で配線しないといけません。

配線の為回路をチェックしていると、赤丸の部分にハンダブリッジが出来ていました。知らずに使っていたらショートで高価なデコーダーを破壊するところでした。

ハンダこてでブリッジ部分を修正しました。一応テスターで、他の部分にもショートが無いか確認しました。

次にライト基板を加工します。赤線のパターンをカットして、緑線はハンダや電線などでパターンを繋げます。


加工前後の画像です。

加工の終わったライトユニットに配線します。Cはコモン、Tはテールライト、Hはヘッドライトの線です。電線の色は私は青、黄色、白を利用しましたが、自分で識別出来れば何色でも良いと思います。
私はリード線に、ESUから別売の太さAWG36の物を使用。今回使用のデコーダーのリード線にも使用されている太さなので問題ないと思います。

ライト基板の通電に使われていた銅板は不要なので撤去します。

ライトからの配線を基板に接続していきます。

配線が終わったら、ボディ以外の部品を元に戻していきます。

なるべく配線を挟み込まないように工夫します。集電不良対策で集電板からもリード線を接続しています。

下回りが組みあがりました。しかしDCCソケットが奥にあり、このままではDCCデコーダーが接続できません。

 
ICピンでかさ上げしました。

デコーダーを差し込んでテストします。進行方向とライトの点灯方向が正しければ、ひとまず工作は終了です。

プロクラマーで、デコーダーにサウンドデーターを書き込んでいきます。

データーが無事に書き込めたら、サウンドデコーダーの搭載は完了です。運転を楽しみましょう。

最後にサウンドデーターを公開されているDesktopstation、データーの作者の方に感謝いたします。

2 件のコメント:

  1. レビューいただき、ありがとうございます!動画などで、楽しく遊んでいるところ見てみたいです!

    返信削除
  2. buin2gonさん、こんにちは。

    運転会で走行予定なので、頑張って動画撮影してみます。

    返信削除