2019年4月8日月曜日

Dsesktop Station USBジョイステック・チャレンジャーキットを組み立てる。

Desktop Stationで発売されているDSair2コマンドステーション、操作はスマホやタブレットの画面から操作しますが、DSair2に接続された端末のUSBポートに接続して使うスロットル、USBジョイスティックが発売される予定です。

設計ミスがあったようでケースに基板が挟まらないとの事。ミスの製品は、ケース以外は完璧なのでチャレンジャーキットとして配布されました。入手出来ましたので、組み立ててみました。

パーツは少なく、ケースパネル、基板、タクトスイッチ9個、タクトスイッチキャップ、制御用Arduino、ロータリーエンコーダー、USB OTGケーブルです。

あと、スペーサー、ロータリーエンコーダーに取り付けるツマミ、ジョイステック - OTGケーブルの接続に使用するmicro USBケーブルは各自で調達です。

まずは、パネルの加工から行います。ケースとして使うパネルが付属していますが、穴が小さく、タクトスイッチキャップが通りません。チャレンジャーキットの試練その1です。
穴が小さく、キャップが穴に通りません。
キャップが通るまで、リーマーで広げていきます。

出来上がりはこの様な感じです。

パネルですが、この様に薄いので、私はプラ板で厚みを付けました。

パネルと同じものをプラ板で製作し、両面テープで張り合わせました。

次に、基板に部品を取り付けていきます。背の低い部品から取り付けていきます。タクトスイッチから取り付けて行きます。

次は、制御に使うArduino基板をハンダ付け。

タクトスイッチ横型を取り付けていきます。

最後に、ロータリーエンコーダーを取り付ければ、ハンダ付けの作業は終了です。

パネルに基板を取り付けます。下になるパネルにスペーサーを取り付け、基板を載せて、さらにスペーサーを取り付けますが、ここで問題発生。

スペーサーのネジとArduino基板が接近しすぎていて、スペーサーが取り付けできません。これがチャレンジャーキット第二の試練でした。

スペーサーを削って力業で取り付けました。このスペーサーを取り付けると、USBコネクターに接続出来ないケーブルもあるので注意してください。秋月電子通商で購入した品番P-07607 USBケーブル USB2.0 Aオス-microBオスは、スペーサー有でも接続出来ました。

上パネルを取り付けて完成です。上パネルのロータリーエンコーダーの穴も小さいので、リーマーで広げて取り付けます。
横側からです。

次にArduinoに制御ソフトを書き込んでいきます。スケッチは、「電機屋の毎日2019年4月1日の記事「USBジョイステック 失敗品を爆安でリリース。」にあります。

書き込みソフトのボードの指定は「Arduino micro」にして下さいとの事ですが、書き込みソフトのボード欄に「Arduino micro」が無く、ボード情報取得でArduino Leonardoで認識しました。ボードをArduino Leonardoに設定して書き込みます。問題なく書き込めました。

書き込み完了で完成です。android端末なら、OTGケーブルで変換して接続してツマミをグリグリ回せば車両が走ります。

ios端末は少し手間が掛かります。Lightning USB3カメラアダプターが必要なのと、ソフトを少し変更する必要があります。「電機屋の毎日」の2019年3月6日記事「USBスロットルの対応可否(USB-OTG)の確認方法。」に対応方法が記載されています。

iosでもソフトを変更すれば動作します。
以上で完成です。スロットル操作はツマミで操作する方が私は好きです。デジタル化してもこの様なアナログな部分は残して欲しいです。

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