スロットルをいちいち見なくてもポイントの開通方向が解る様に、ポイントにLED開通方向表示灯を取り付けています。
追加のポイントを購入したので、表示灯を取り付けました。
・電気方式は、2線式です。
・使用する資材は、KATO HO UNITRACKです。
・ポイントの電気方式は、非選択式です。選択式では使用できません。
・DCCを使用する場合、コマンドステーションは、ROCO Z21、Digitraxのコマンドステーションでは動作の確認をしています。
・取り付けは製品の改造を伴います。もし行う場合、自己責任でお願い致します。
・画像は左曲線のポイントですが、右曲線のポイントの改造も同様です。
ポイント一台に用意する資材。
3mm 高輝度LED 色違い 各1個。
カーボン抵抗 1/4W 470Ω 2個。
電線 少量。
LEDは開通方向が解る様に、色を変えた方が良いでしょう。私は、直線側に青色、曲線側に黄色を使用しています。
最近は、抵抗とLEDがセットになった物も販売されています。使用するLEDに最適な抵抗がセットになっているので、いちいち抵抗の計算をしなくて済みます。
・使用する線路電圧で抵抗値は変わりますので、線路電圧に合わせて抵抗値を選びましょう。
私はレール間にLEDを設置していますので、工作はレール間にLEDを設置する方法で紹介いたします。
まず、ポイントにLED取り付けの穴を開けます。3mmのLEDを使用するので、3mmの穴を開けています。場所はお好みで。
裏のジョイナー近くの赤丸の位置のレール裏に、ハンダを流します。ハンダは、しっかりとレール裏に流してください。
ハンダを流した所に、抵抗をハンダ付けします。抵抗のリード線とレールがしっかりハンダ付け出来ているか、テスターでチェックしておきます。
LED用に開けた穴に、LEDを差し込みます。LEDのカソード(LEDリード線の短い方。)と抵抗をハンダ付けします。反対側も同様に、LEDを抵抗にハンダ付けします。
ポイントの裏蓋を開けて、赤い丸印のLEDアノードと、ポイント内部のT型の可動銅板をリード線で接続します。T型の板はポイント切替の時に動くので、リード線は少し余裕を持たせます。また、他の配線と絡まないようにします。
改造はこれで終わりです。裏蓋を閉めて動作チェックをします。線路に電気を流して、配線が正しいと、LEDが点灯します。ポイントを切り替えると、切り替えた方向のLEDが点灯します。
レール間にLEDを設置した場合、車両にLEDが当たらないように、LEDの高さ調整をします。線路面からLEDを押すだけで低くなります。逆に上げたい時は、裏からLEDを押します。リード線のテンションでLEDが固定出来ます。LEDの交換も楽だと思います。
直線側 |
曲線側 |
私の場合、ポイントをDigitrax DS51K、DS51K1、NuckyワンコインデコーダーでDCC化しています。ROCO Z21、Digitraxコマンドステーションでは、DCCでも問題なく点灯しています。
LED開通表示灯のおかげで、運転会では少し離れていてもポイントの開通方向が解るので、大変重宝しています。
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